興味と趣味。そして広がり

「興味」と「趣味」。似ているようで違う言葉。

様々な意味がありますが、趣味とは、興味を持った事柄をもっと知りたい、追求したいという気持ちの発展形だと思います。
とはいえ、興味が全部趣味になる訳ではなく、また趣味がずっと続く訳でもありません。
そして、趣味の年数がそれに対する知識の広さや詳しさに比例するとも限りません。

私がマンホールの蓋に興味を持ったのは20数年前。そして鉄道に至っては30年以上前。でも趣味の段階になってきたのはかなり遅く、蓋は5年程前、鉄道は15年程前でしたがそれぞれあるきっかけで趣味へと昇格。
その他にも沢山趣味はありますが、どのジャンルも趣味というには恥ずかしいくらい、猛者の方達には遠く及ばない程度の知識しかありません。
でも、知りたい事がまだまだ沢山あるって幸せです。楽しみは人生を豊かにしてくれます。たとえ、それが生きていく為には全く関係ない知識だとしても^^;

調べても調べ尽くせない現在進行形の対象物。
調べていく内にそこから派生して別の事に興味を持つ。
それも私の趣味の楽しみ方の一つです。
そして最近では、Twitterなどを通じて同じ趣味の方々との交流を通じ「趣味を共有する」楽しみが加わりました(今までどのジャンルも周りには同じ趣味を持つ人がおらず、密かに個人で楽しむのが主でした)。

「良いデザインや作品制作に必要なのは、広くアンテナを張り浅くても沢山の興味の穴を掘る事。そして、その中で一つだけ深い穴を作る事。それが自分の強みになる」
これは大学時代にデザインの先生に言われた言葉です。

子供の頃から様々な事に興味を持っていたので、この性格は仕事にも役立つのかと自信が持てた言葉でしたが、今では人間関係を広げる一助にもなると思っています。

これからどんな興味の穴が増えるのか、また、どんな深い穴が掘れるのか楽しみです(^^)