本日放送の「所さん!大変ですよ」ロケで撮ったマンホール蓋

先週延期となったNHK「所さん!大変ですよ」マンホール特集の回が、本日無事放送されました(^^)

ほんの数分でしたが、マンホール愛好家(マンホーラー)として、マンホールナイト実行委員のメンバーと一緒に映りました。

・番組内で登場した、ロケ中に撮った蓋その1。
小林一茶の句「やせ蛙」デザイン蓋@東京都足立区竹の塚。
自分の影と一緒に撮ったバージョン。

ロケでは行きませんでしたが、この句が読まれたとされる炎天寺が近くにあり、境内には蓋と同じ配置で蛙像もあります。


・番組内で登場した、ロケ中に撮った蓋その2。
町並みと魚獲りの様子がデザインされた蓋@東京都足立区竹の塚。

この蓋が敷設されている道はかつて赤山街道と呼ばれ、両端に千住堀と竹ノ塚堀という用水路がありましたが、今は暗渠化され、下水道台帳を見ると雨水管と汚水管が通っているようです。
この蓋にデザインされているのはこの辺りの昭和30年代頃の風景でしょうか。

・番組内でボツになったロケ中に撮った蓋@千葉県富津市。
富津市と横須賀市を結ぶ幻の「東京湾口道路」と富士山がデザインされています。

残念ながら計画が事実上凍結されてしまいましたが、実現しなかった「夢の架け橋」の完成予想風景が蓋に刻まれています。
「富津〜横須賀」と管理自治体が異なる二つの市の名前が蓋に書かれているのも珍しいですね。


ロケは5月28日でした。
その当日のブログです↓
http://d.hatena.ne.jp/soldier_tetsuko/20170528/1495980071

ロケバスに乗って千葉県富津市の蓋も撮りに行ったのですが、残念ながら番組ではまるっとカットでした。
時間の関係かはたまた計画が頓挫したネタがまずかったのか。
東京湾口道路が架かる予定だった富津岬にも行って、展望台から遠く横須賀市を臨む場面まで撮ったのに残念でした。

東京湾口道路は昭和37年に計画されましたが、平成20年に「将来的視点から取り組む」という扱いになってしまいました。
計画当初とは違い、今は神奈川県に渡る方法はアクアライン東京湾フェリーがあるので、計画が再開されるのは難しそうですが、富津岬に行くj途中にはこんな看板がありました。

マンホーラー的視点からは「幻となってしまった未来予想図がマンホール蓋に存在する!」ということに興奮しつつも、いつか実現して「計画当時からの予想図が描かれていた風景が現実のものに!」となるといいのですが(事実上凍結状態なのでもう無理ですかね)