16mm記録映画上映会

今日は蓋趣味仲間Aさんからのお招きで、記録映像のフィルム上映会に行ってきました。

東京都立多摩図書館から映写機と16mm記録映像のフィルム借りてきて、Aさんのご自宅まで電車で搬送。

映写機だけでも15kg以上あるらしく、私は記録映像のフィルムをリュックで背負い、三人で交代交代駅まで運びました。駅に着けばあとは電車が運んでくれるのでいいのですが、正直ものすごーく重くてみんなきっと明日筋肉痛になりそうな予感。

借りてきたのは以下の8本。

TO273 姿を消す淀橋浄水場
NO170 水道 利根導水路
CO882 東京をうるおす 東京都三園浄水場設備
T0169 住所不明 変る住居の表わし方
NO189 現代の消防
T0251 多摩川の砂利
N0406 よみがえる清流千川上水を訪ねて(1,000万人の話題)
NO146 中川放水路

Aさんのチョイスさすが!

さて、えっちらおっちら運んで上映会準備です。


といっても、参加者の私たちはなにもできることがなく、Aさんの準備作業を見ながら初めての16mm映写機を目の当たりにし「かっこいい!」「すごい!」と写真を撮りまくる。。。

引きの写真だと室内が見えてしまうので載せられませんが、コンパクトに収納している中に様々な工夫があって、アナログの機械ってやっぱり素敵だな〜と関心していました。

上映権や著作権があるので、上映中は動画や写真の撮影はNG。
残念ですが、その分しっかりと見て目に焼き付けなければ!

全て上映後、特に印象に残ったのがこの3本。
・「姿を消す淀橋浄水場
(タイトルそのまま淀橋浄水場が姿を消すまでの記録)

・「1000万人の話題・現代の消防」(このフィルムが撮られた「現代」は1960年代っぽい。少なくとも1964年以降。0系がいた。残念ながら、送水口は出てきませんでした)

・「住所不明 変る住居の表わし方 」(様々な混乱を経て、現在のような街区表示板と住居表示が使用されるようになるまでの記録)

これはいい!あと5回くらいは見たい!と思いました。
上映中「巻き戻して〜!」と何度言ったことか。フィルムなので巻き戻せないけど。

あと、「中川放水路」も良かったです。
(中川沿いに住んでいた住人は、洪水に怯えながら屋根裏に船を常備して生活していた、用地買収もさしたる反対もなくスムーズに進んだなど、放水路ができるまでの記録)

※「多摩川の砂利」は、残念ながらビネガーシンドロームで映写機にかけられずT^T
通称「ビネッてる」と言うらしいです。

とても興味深いチョイスで、とても楽しくためになる上映会でした*\(^o^)/*
ありがとうAさん!