下水道展2015に行ってきました
7月28日からビックサイトで行われた下水道展に行ってきました。
最終日の今日、事前にAyaさんみわさんと待ち合わせし向かうと、会場で他の蓋仲間とも会って皆で会場を散策。
先月お迎えしたネコにゃんも連れて行きました。
いつもTwitterで実況している時は、重複してしまうのでブログにまとめることをしていなかったのですが、やはりTwitterは流れるメディアなので、ツイートしたものを織り交ぜつつこちらにもまとめることにしました。(なので、とても長いです)
お出かけ用に、昨日肉球とお鼻にメイクしてもらったにゃん。お鼻はハート形。
熊本の会社ではないのですが、くまモンは著作権フリーなので取り入れたとのこと。
熊本県だけでなく、口コミで都内でも使われてくるようになったとか。
くまモンやるな〜。うちの最終桝もこれにしたい。
マンホール蓋の材質や特徴の変遷表があって分かりやすかったです。
方針円状??正しくは放射線状です>_<。
急いでツイートするのはいかんなー。
デザインストリーマー蓋の紹介コーナーでは、
次世代型高品質グラウンドマンホール推進協会では、更新された蓋の実物が展示され、断面を見て厚さの変遷などが分かるようになっていました。
〈タイプ1 推定設置年:〜昭和40年代〉コンクリ蓋
〈タイプ2 推定設置年:〜昭和50年代〉FC(ねずみ鋳鉄)製蓋
〈タイプ4 推定設置年:昭和54年〜60年〉FCD(ダクタイル鋳鉄)製
先ほどの裏面が次世代型放射線状になっている蓋の受け枠。
枠の側面に今まであるような柱状の部分がなく、代わりにこの波型の部分で荷重を分散させます。
柱状の部分があると、そこからアスファルトが割れてくるので、このタイプは蓋とアスファルト両方の割れに対してより良くなっているそう。
新しく採用された、車道用蓋のスリップ防止地紋。
三角の部分に囲まれた丸が更新時期を知らせるスリップサイン。東京番ホールに採用されているのと同じように、他の部分よりも少し高くなっています。
昨年の工場見学の際にお聞きしていたブリヂストンと共同開発の蓋はこれでした。
日本SPR工法協会では、SPR工法の機械の展示と実演がありました。
かっこいい!
仙台市下水道局などで導入されている更新工法。他にも全国で導入されているそうです。
様々な管の形に対応可能。
こうした仕組みで接着剤不要で施工します。
既存管とプロファイルの間にモルタルを流し込んで仕上げます。
マンホールコースターでおなじみの、Baby sueさんのブースに到着!
「妖怪そうすいこうのぞき」ももちろんかわいいのですが、
このスタンド式。なんてかわいい!
シャンシャンを持っているように見えます。これで大階段を降りてほしいです。
最強微生物クマムシとその相方のクマニャンコの絵が描かれたおせんべいをもらいました。
埼玉の草加亀楽煎餅本舗製。賞味期限は10月15日までなので、それまで飾って保存。
ところで。何故クマニャンコなのか。何故猫耳が付いているのか。
サミットでもお会いした経営企画課のWさん曰く「うちの娘に見せたら、手が六本あって気持ち悪いと。なので猫耳を付けてみました」とのこと。
猫耳付きはお嬢さんにも可愛いと気に入ってもらえたそうです。
確かに猫耳のカチューシャになっています。芸がこまかい。
そんなクマムシとクマニャンコはせんべいだけでなく、粘土細工にもなっていました。
その上には、顕微鏡越しに見えるのクマムシ様子が映し出されているディスプレイが。
ぐにょーーーーんと3倍位に伸びて獲物を捕食。
正直背筋にぞぞっと鳥肌モノでした>_<。が、こうしてこれらの微生物達が下水汚泥を綺麗にしてくれているのだなと思うと何故か愛おしく感じます。
夏休みなので、スイスイ下水道研究所では子供参加型のいろいろな催しが行われていました。
洗剤を入れて油と水が分離中。かわいい。
作業員を下から覗く。(※これは人形です)
東京都下水道局ブースでは、こんな貴重な蓋が展示されていました!
大正6年〜昭和元年までに製造された東京市最古の蓋!
路上で見てみたいですがもう無さそう。
他にもいろいろ回りたかったのですが、別の用事まで時間がなかったので、泣く泣くここで会場を後にしました。
一昨年の展示会では、メーカーや仕組みなどよく分からないまま回っていたので、さっと全部回って講演まで聞いたのですが、今回は以前より多少知識が増えてきたのか、見たいものがたくさんありすぎて説明を聞いたりじっくり見たりして時間切れに。
サミットで顔見知りになった方たちとも各ブースでお会いでき、いろいろとお話が聞けてとても勉強になりました。
皆勤賞参加された駅からさんのように全日参加して回りたいくらい多くの展示があったのですが、仕事は休めても1日なので無理ですね> <。
次回からは予習をして臨まねば。