メディアでの○○女子について

今朝のビビットのマンホールの話題についての放送を見て思ったこと。

やはり、蓋女とかマンホール女子とかを入れなければ、ストレートに鉄蓋のことやカードのことが伝えられるんだなと思いました。

今日の放送の反応を見ても、ちゃんとデザイン蓋のこだわりについて反応していたし、茶化すツイートなども少なかったように感じました。

確かに、今回の内容は「無難」で興味を持っている人にしか目を引かないのかもしれません。
だから、メディアはキャッチーな○○女子として取り上げるのも分かります。
見てもらわないとはじまらないですしね。

でも、キワモノ扱いしなくても、「女子」を絡めなくても、マンホールのふたそのものをいろいろと掘り下げてくれれば面白いものなんだってわかると思うのです。
掘り下げず表面的なことだけでも構わない。面白い楽しいというのが伝わればいいなと思うのです。

本音を言うなら、別に面白い楽しいというのが伝わらなくても構わない。できれば楽しそうだなあと思ってもらえればな〜、くらい。


○○女子について、古澤さんに取材していただいた二年前の記事です(雑誌掲載の再録)。

「マンホール女子はちょっと…」ネーミングに困惑する女性マニアたち | 日刊SPA!
https://nikkan-spa.jp/869530

今でも同じ考えですが、取り上げていただくメディアの方向性も変わっていませんね。

今回も実は出演依頼をいただいていたのですが、予定が合わず。
結果、「蓋女」「マンホール女子」という文字も出ず、良い方向の放送になったのでは(中の人から見るといろいろと問題もあったようですが)。
もう、今後は○○女子くくりではなくちゃんと鉄蓋に目を向けた取り上げ方をしていただけたらいいのにな。

今までTVで唯一○○女子扱いではなかったのが、昨年放送された「バンキシャ!」。
あれは嬉しかったです。
あと、雑誌では二年前に掲載された「Daytona」。

私が取材時にお話していることはほぼ毎回同じ内容。
でも、ほとんどが「女子」目線(と思われている)ことだけ報道されるので、話している内容は同じでも、どの媒体でも作り手の考え方次第、切り取り方次第で魅力的な報道になるのだなと思いました。