友に感謝


入稿を終え、気力だけで走ってきた反動で歩みが止まって心身ともに茫然自失状態だった私。
そんな時、このブログにも何度も登場している友達が家に来てくれました。
仕事帰りで疲れているのに。しかも片道1時間半以上かかるのに。

彼女は昨年の夏初めてうちに来てくれて、愛犬が最後に会った初対面の人間でした。
初対面の人、しかも自分のテリトリーに入ってきた人にはなかなか懐かなかった愛犬なのに、なぜか彼女には少しの時間で慣れてくれました。

「パールちゃん久しぶり」と声をかけてお線香をあげてくれました。
再会できてきっと愛犬も喜んだと思います。

愛犬の最期の様子や今までの思い出など沢山聞いてもらいました。
「パールちゃんは本当に幸せだったと思うし、とても良い最期を迎えたと思うよ。パールちゃんも鉄子さんも旦那さんもみんな頑張ったね。いい家族だね」
と言ってくれました。

今職場には無理矢理行っているだけで、人に対する気配りなどできる心境ではなく、本当はまだ人と話すなんて無理な状態です。
ましてやプライベートで仲の良い人達とどう接していいのか、うまく話せる自信もなく壁を作って隠れていました。
それを彼女がそのままでいいよ、顔を見に来ただけだからと。
ほとんどぼろぼろ泣き通しでしたが、泣いたり時に笑ったり沢山話しができて少し現実に復帰できた気がします。

ツイートを読んで、これはまずいと駆けつけてくれたとあとから聞きました。
もし自分が同じ立場に立った時同じ事ができるのかと考えると、なかなかできることではないくらい有り得なくて有難い事。
どんなに感謝してもしきれません。

本当にありがとう。