第5回どぼくカフェに行ってきました

急遽土木カフェに参戦できることに(^o^)/

当日にならないと参加できるか分からなかったので、事前申し込みしていなかったのですが、ダメ元で運営に朝メールで問い合わせし、まだ空きがあるということで行ってきました!
聞いてみてよかった〜(^^)

(どぼくカフェの詳細はこちら)
https://www.jsce.or.jp/branch/kanto/01_07_koho/cafe/151211_cafe.html


が、開始時間が田町で18時〜ということで、開始時間には間に合わず。
定時に上がってさあ急げ!ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3

会場に着いた!駅から師匠の発表がすでに始まってる!

戦後復興期の話終了後、バブル期の蓋へ。
カラーデザイン蓋の台頭の話。いかにもバブルな現象から金額の話へ。
カラー蓋の色数を一色増やすごとに5〜6千円くらい増えるそうです。

その後、平成の大合併の話。
平成の大合併の例で、さいたま市の蓋。

骨董蓋ファンとしての意見
→そのまま遺せではなく、簡単に捨てないでということ。

消えつつある路上の芸術マンホールの蓋、見るなら今!

蓋の現状、趣味の現状。

→ニューフロンティアはどこに

ニュースフロンティアの一例。東京工業大学にある蓋。
東京都の桜デザイン蓋の真ん中に校章を配置。

今の所、この一枚しか見つかってないそうです。

しかし、すごいな〜。また新たな蓋が発見されるとは。
ニューフロンティアどころか、私は新発見という経験もほぼないので、先達の発見が初見状態。
レア蓋はネット上に上がっている物を見にいくという答え合わせがほとんどですが、それだけでも楽しいです。
そして、古くても新しくてもちょっとした違いや素敵だなと思う点を見つけるとまた嬉しい(^^)
これからもゆるゆると楽しんでいこうかと。


マンホール蓋、始めるなら今! ハマるなら今!
「大事なことなので大きく赤文字で書きました」


次は、G&Uの内山さんによるマンホール蓋の技術面のお話。

現在公道上にある蓋の数。種別ごとの数。

マンホール蓋の安全対策8項目。

マンホールの蓋を取り巻く環境は過酷になってきている。

交通量が1970年と比べると5倍に!
そして最大積載量も増えていたのですね。知らなかった。


気象関連の災害は今後さらに多くなっていくんだろうなT_T

タツキ耐久性試験は、10年間の変化をを10日くらいで再現して検査。
敷いてあるアスファルトも専門業者に依頼し、路上環境をなるべく忠実に再現しているとか。

最近の動向。ICタグ付きマンホール蓋。

管渠内のpH値や水位を計測し、リアルタイムに監視できるものも登場。
すごい。

センサー付きの蓋の裏にはバッテリーがついているが、ソーラーなどではないので交換が必要。
その交換時間を増やせるよう研究段階だとか。


発表終了後、参加者からたくさんの質問があり、盛り上がっていました。

駅から師匠が発表時につけていたお面。

蔵前のポンプ場に展示してある路上にはない東京都桜デザイン蓋のカラーバージョンです。

欲しいと手を上げた方がいらしたので、その参加者にプレゼントされました(^^)

質問の流れから東京番ホールマップの紹介!
そして全体図。

普段あまり質問が出ないような集まりしか参加経験がないので、活気ある質疑応答、専門的な意見などが次々と出てきて正直びっくりしました。
さすが土木に興味がある人たちの集まり。


入場の際、参加者には冊子とアンケート用紙の他に、パウンドケーキや飲み物が配られました。
なるほど、だから「カフェ」なのですね。納得。

いただいた冊子2冊。

小さい方はマンホール蓋全般に対するQ&A集。何かのイベントで以前いただいた覚えがあります。

大きい方はG&Uに見学に行った人などに配られているもの。
このvol.6には林丈二先生のインタビューや氏が撮影された骨董蓋やお宝コレクション写真が4Pにわたって掲載されています。
そして路上観察学会誕生秘話なども!
他のページの内容も読み応えのあるものでした。

バックナンバーは同社のHPに載っているそうなので、次号ができたらこの号もHPに掲載されるのかな?
楽しみです。

初めてのどぼくカフェ。
あっという間の一時間半でした。
途中参加となってしまいましたが、参加できてよかったです。

ここ最近諸事情で全ての予定をキャンセルしていたので、久しぶりの趣味の会合参加でした。
こうして出かけて思ったこと。
やはり私は鉄蓋が大好きなんだな〜と。

道すがら写真を撮ったり、同好の士とお話したり、中の人から話を聞けたり。
とっても楽しかったです。


(おまけ)
土木学会の打ち上げにおじゃましました。
どぼくカフェは土木学会に所属する若手によるイベントらしく、学生ばかりでびっくり。
みなさん建築関連の学科の学生さんのようで、大学の先生も一緒にいらっしゃいました。
しかし、学生時代からこういったイベントの企画運営をしているなんてすごいな〜。

駅からさんやみわさん、何度かお会いしている中の人3名と同席。
そこで 駅から師匠による、本日の発表の続きが。
送水口ネタ!

保存方法の一例として、送水口博物館の説明もありました(^^)