都電荒川線と旧尾久町のマンホール蓋

今日はNTV系列で放送されたシューイチの「まじ☆すか」で、マンホール蓋関連の話題が取り上げられました。
今回は「つぶやきハンター」という新コーナーで、SNSなどでつぶやかれているものを中丸くんが探るというもの。
http://www.ntv.co.jp/shu-ichi/majisuka/2015/05/15307.html

記念すべき第一回目の「つぶやきハンター」一発目にマンホールネタを取り上げていただいて、感謝です。

いつもの「まじ☆すか」の時間内に三つの話題を取り上げ、マンホール関連が扱われたのはほんの数分でしたが、私を含めいつもの蓋仲間三人でまた蓋紹介をしました。
(今回は「マンホール女子」ではなく「蓋女」というキーワードでした^^;)

まずは東京都北区にある、梶原銀座商店街の都電荒川線のデザイン蓋。

こういった処理のデザイン蓋は都内では珍しいですね。
「KAJIWARA」の文字があるように、この梶原銀座商店街にしかない蓋です。
商店街の道をずーっとこの蓋が並んでいて圧巻です。
まるで昔この商店街を都電が走っていたのかと思わせる配置ですが、そうではなく、近くに都電が走っているからということだそうです。
有名な都電もなかも、この蓋のすぐ前のお店で売られています。

モデルとなっているのは、都電7500形
ちなみに7500形は2011年に営業運転を終了しているので、今となっては在りし日の姿が見られるという点でもいい蓋ですね。

とはいえ、7500形は花電車(花100形)としてまだ現役です。
イベントでは毎年可愛いデコレーションがされて素敵です。
今年のはどんな感じになるのかとても楽しみ♪

番組内で「マンホール蓋愛好歴20数年」という私に中丸くんが「まじ☆すか?」と言ってくれたのは嬉しかったのですが、年数だけ長くても知識はみなさんに遠く及ばないので、テロップに「ベテラン蓋女!」と書かれたのは辛かった> <(というか、蓋女というより鉄蓋愛好家です。。。)
でも、Twitterなどで「20数年とはガチだな」というつぶやきもあったようなので、仕込みでもニワカでもない事を知ってもらえたかなと。

番組ではこの蓋の紹介の後、グッズや他のデザイン蓋の写真、マンホールサミットの様子(みわさんが登壇しているところ)を紹介して終了でした。
実は骨董蓋も取材してくださったのですが、まるっとカット。
非常に残念でなりませんが、時間の関係で無理だったそうです。

ということで、カットされた蓋はこちら。

東京都荒川区の八幡児童遊園にある、旧尾久町の蓋(展示保存蓋)です。
蓋のみの展示で下にはマンホールも管渠も無いので、当然枠もありません。

保存の石畳に合わせて平行に撮ってしまったので、蓋自体が斜めになってしまいました。
どうせ保存するなら上下もきちんとしてくれたらよかったのにな。

尾久町は、かつて東京府北豊島郡に存在した町の一つで、1923年(大正12年)に誕生し、1932年(昭和7年)に東京市編入により町名廃止された町。
真ん中にある町章は、ヲが9つでオクというダジャレでできています。
こういうの大好きです。

自治体がこうして展示保存しているのは非常にまれ。
この近くにまだ現存している蓋もいくつかあるようですが、貴重な骨董蓋の保存活動自体が素晴らしいです。
こういった活動がもっと広がることを願います。

最後に、ロケ中に三人で記念に撮った足入れ蓋写真。

あさイチの時同様、またこうして三人で記念写真が撮れて嬉しかったです(^^)


おまけ。
待機中の駐車場にあった量水器の蓋。

とげ丸のとげが短い都章入り(右書きじゃないけど東京市章かな?)。
周りの枠がコンクリとのコラボ。
みわさん命名「逆シベリア型」←中にあんこが詰まっているサンドイッチみたいな惣菜パン。
絶妙なネーミングですねw

〈2015年5月23日撮影〉