高田馬場駅前のマンホール蓋

高田馬場に行く用事があったので、少しの時間で何か見つけたいと「会いに行きたい蓋」リストから3つ程ピックアップして訪問。
(「会いに行きたい蓋リスト」とは、私がSNSなどで見かけて気になった蓋をメモしておいたもの)

ちなみに、いつもは偶然の出会いを期待して予備知識なく出掛けるので、収穫なしの事が多いです^^;←でも楽しい。

まずは、高田馬場駅JR戸山口ガードを出て左手にある異体JIS蓋。

なんか変。でも好きな蓋。

通常よく見る地紋とは違い、内側の線が少なく「部屋」の仕切りが2つしかありません。
駅からマンホールさん命名、マンホールナイトではおなじみの通称「長屋蓋」。
「外側は一戸建て、内側は長屋」秀逸です。

ちなみに通常よく見る地紋はこれ。

内側の区切りもたくさんあります。

そして自宅近所でよく見るJIS蓋はこんな感じ。

ぷっくり太った下水君と東京市章が可愛いです。
でも、2020年東京オリンピックの影響か、最近どんどん更新が進んでいて悲しいです。

高田馬場の蓋に戻ります。

続いて、高田馬場4丁目の荒玉水道町村組合の止水栓の蓋。

荒玉水道町村組合は、昭和3年(1928年)給水開始〜昭和10年(1935年)町営及び町村組合営の10水道事業体合併により廃止(水道史年表及び平成25年度年誌 - 東京都水道局より)。

廃止から80年経ちますが、路上文化遺産データベース(http://schdb.whitebeach.org/wiki/)なとを見ると、荒玉水道の蓋はまだ各地で現存確認されているようです。

ただ、この辺りの当時の地名は戸塚町。
荒玉水道ではなく戸塚町水道の給水区域で、この荒玉さんは越境蓋なんだとか!
近くに戸塚町水道の蓋があるならそれも是非見てみたいと思ったのですが、残念な事にもう残っていないようです。
(蓋散歩びとさんのブログ「東京蓋散歩」
http://ameblo.jp/tokyo-manhowalk/entry-11352218135.html
を参考にさせて頂きました)

地元以外の場所で越境蓋を見つけたことがないので、越境と聞くだけでワクワク。
Twitterでこの蓋の情報を知ったのが4年前。←確認しに行くのが遅すぎ
更新されていたらどうしようとドキドキでしたが、現存を確認!

ガード下を出て先ほどの長屋蓋とは反対側に歩いた所にある坂の途中にありました。

無事で良かったです。

続いて。
ガードをくぐって反対側の大通り沿いのメガネスーパーの前に、日本住宅公団の電話角蓋がありました。

自宅近所の公団では見かけない蓋です。
看板が載っていて全体像が撮れず残念。

住宅公団の蓋が何故ここに?
線路の反対側に公団がたくさんあるので、同時期に流用したとか。
違うか。憶測はダメですね。
ちゃんと調べて追記します。

周りはこんな感じ。

後輩に威嚇されながら(?)毎日頑張っています。

〈2015年2月21日撮影〉