あさイチでマンホール蓋の話題放送&雑誌取材

毎朝見ているあさイチ
今日はマンホールの蓋の話題が取り上げられました(^^)
仲間と一緒に取材を受けたので、ちょっとですが私も出ていました。

昨年のTBSあさチャンの時は街歩きイベントに密着という形でしたが、今回はロケの前に各自事前取材があり、じっくりとお話を聞いていただけました。
その取材内容から仲間の一人が推している蓋を見に行く様子を撮りたいということで、渋谷でのロケとなりました。
あさチャンの時は台風などで3度も放送日が変更となりボツになるのかと不安でしたが、今回は無事予定通り放送されて何より。

冒頭から素敵なカラーデザインマンホール蓋が沢山(^^)
前半で映っていた名古屋の方は精力的にブログに蓋画像をアップされているようで、友人知人からも画像が送られてくるなど、ブログを通しての交流がとても楽しいとおっしゃっていたそうです。
お会いしたことはありませんが、お友達になりたいです。
でも、デザイン蓋以外に興味が無い方だったら、古い蓋でキャッキャしている私はドン引きされてしまうかも。。。(デザイン蓋ももちろん大好きですよ〜!)

そして画面には数枚しかない(しかも見つけにくいところにある)と言う横浜ベイブリッジのカラーデザイン蓋が映っているではないですか!
未だに見つけられていないので羨ましい。いいな、いいな〜(^^)
いつも横浜は別の用で行くことが多く蓋散策をする時間が無いので、今度は蓋散策のみの目的で行って見つけたいです。

などと思って見ていると、画面に挙動不審な私が映っていました。
、、、ピヨピヨってなんだ。

事前取材でお会いしていたNディレクターさん、松山放送局からマンホールネタを持ち込み企画として持ってきてくださった中澤アナウンサーさん、カメラマンさん、音声さん、皆さんがとてもいい方達ばかりで盛り上げ方もうまく、終始和気藹々とした雰囲気でのロケだったので、あれはハイテンションからくるおかしな行動だったと反省しております。

取材は約2時間でしたが、放送されたのは名古屋の方と合わせて6分程だったので、なぜ東京市章を「亀の子」や「ピヨピヨ」と言って可愛いと盛り上がっていたのかよく分からなかったと思います。

一緒に取材を受けた仲間の一人が、東京市章のトゲの短さを「都章の前身で、今の都章よりトゲが短くまるで都章の幼生みたい。亀の子っぽくて可愛くて好き」というのが発端で取り上げられたネタでした。

なので、ロケでは都章や東京市章、下水構え(下水くん)などの説明、JIS蓋、異体JIS蓋との違い、桜番ホールの説明、下水道以外のマンホールの蓋の説明などなど、様々な歴史やウンチクを三人で紹介したのですが、そういった見方は「女子目線」という切り口には似つかわしくなかったのか、時間の関係もあり全部カットされてしまったようで、残ったのがピヨピヨだったという。。。

いや、ピヨピヨはいいのです。
東京市章が可愛いということを言いたかった仲間の意志が伝わっていればそれで十分です。
でも、私のジェスチャーは要らなかったよ。
これじゃ女性マンホーラー全体がアホな子だと思われちゃうよ。Nさん、よりによってなんでそこを採用したのですか>_<。

道玄坂のデザイン蓋の隠しデザインはてっきりクイズになると思っていたので、Twitterで「クイズもあります」とツイートしてしまいすみませんでした。
あっさり解答が出てしまっていましたね。

この放送で、いつもTwitterでお世話になっている方たちの過去ブログの記事のアクセス数がものすごい勢いで伸びたそうです。
道玄坂だけでなく、その始まりのスクランブル交差点の歩道上にもこの蓋はあるので、渋谷に行かれた際は、ぜひじっくりと見ていただけたらと思います。

そして、例によってまた「マンホール女子」のくくりになっていたので、やはりネットでは賛否両論あったようです。

「これで大手を振ってマンホールを撮影できる」
「楽しそう。これからは旅行に行った時などに気にして撮ってみよう」
といったツイートも結構あり、前々から興味があった方にもそうでない方にも、地面の蓋も見てみようというきっかけになれたのなら嬉しいです。

でも、
「また○○女子ブームを作ろうとして軽薄な感じ」
「自ら性差別的扱いなのを受け入れているじゃないか」
「○○女子という呼び方を自分からしているのはどうかと思う」
サブカル好きを気取って浮かれている」
「ライトなネタ。補足情報は男性の研究家のパネル説明だけというのはどうなんだろう」
「この人たちは林丈二さんや路上観察学会のことを知っているのだろうか」
という言葉も沢山ありました。

何度も言っていますが、私達は自分で「女子」と言ったことはないですし、むしろ取材の度に「○○女子」というくくりはしないで、マンホールの蓋愛好という内容をメインで取り上げて欲しいという事を伝えています。
そして、皆路上観察者なので、勿論林丈二先生や路上観察学会についても随分前から存じております。マンホールナイトでは何度もお会いして、お話しもさせていただいていますよ。

まあ、アホなピヨピヨジェスチャーをしてしまったので、あれでは確かに中身がなさそうで何を言われても仕方がないのですが。

世の中の女性に対しての見方が、
「ライトな観点しか持っていない」
「深く掘り下げる事をしない」
「難しいことは理解できない」
「ファッションとしてサブカルをかじっているだけで上辺だけの興味しかない」
「なんでも可愛いといっていればいい」
「流行好きでなんでもすぐに飽きる」
などなど、そういったマイナスイメージの認識が強いのだと思います。
それが最近の「○○女子」くくりに繋がっているのではないでしょうか。

取材時にはかなり深いマニアックな話までしていますが、現場サイドではOKでも番組の方向性から上の判断でマニアック過ぎる内容は視聴者に理解されにくいと、どうしても「○○女子」扱いになってしまう様です。

平日朝昼の情報番組は主婦など女性を対象とした番組が多いので、どうしても「女性に理解される、受け入れられる(と制作側が思い込んでいる)目線」になってしまうのは仕方がないと思います。

でも、マニアックなのは男性に限ったことではないと思うのです。
私は紛れもなくマニア気質なので、蓋趣味以外でも「女性なのに(男性が好むような)○○の趣味を持っているのは珍しい」と言われる度に違和感を感じます。
趣味に性別は関係ないですし、興味の対象が同じでも、皆が独自の視点で楽しめばいいと思うのです。

とはいえ、どんな形であれ鉄蓋趣味を周知するきっかけになれるのは嬉しい事です。
先輩諸兄の迷惑や足を引っ張ることにならない様に、これからも蓋観察を楽しもうと思います。

最後に、ロケ中に撮った道玄坂のデザイン蓋をアップ。

中澤アナウンサーさんも一緒に足を入れて記念撮影。
これが私にとって人生初の足入れ蓋画像でした(^^)
〈2014年12月23日撮影〉

ロケ終了後、三人でランチ&プチ蓋散策の様子はこちら。
http://d.hatena.ne.jp/soldier_tetsuko/20141223/1419344335


今日の朝はTV放送があり、仕事後は某雑誌の取材でした。
これまた「女子」特集。
記者さんに沢山マニアックな視点で蓋への愛を語りましたが、果たしてどれだけ掲載されるのか。
TVとは違い印刷物は残るので、いい方向になりますように。

追記:取材されたのは4月27日発売のAERAでした。
どんな感じに掲載されたのかはこちらをご覧ください。
http://d.hatena.ne.jp/soldier_tetsuko/20150430/1430332715


〈追記〉
後日、中澤アナウンサーさんがこの日の放送の事をブログに書いてくださいました。
ありがとうございます(^^)
http://www.nhk.or.jp/matsuyama/caster/anablog/details_12113.html